よく見られる課題
なかなか新しい取り組みをうまく進められない、このような悩みをお持ちの経営者の方も多いかと思います。取り組みを始めるだけでも難しいことですが、さらに予定通り進めることは、ノウハウや要員の限られている中、中小企業にとっては至難の業です。以下のような課題を抱えている企業は多いのではないでしょうか。
- 新しい取り組みを始めたいが、要員不足で進まない
- 取り組みのためにチームを作ったが、思うように進展しない
- プロジェクトを進めているが、当初予定に対して遅延を繰り返している
これらの課題は、一見すると関係性が無いように感じますが、どれも業務プロセスに起因する場合が多く、各部署が自部署の業務を効率化することを最優先してしまった結果として発生することがほとんどです。
当組合の考え方
あまり認識されていないことですが、プロジェクト管理は、知識と経験を必要とする技能です。自社の推進能力を基に実現可能な計画を立て、社内・外注先・取引先など関係者の意見や作業を調整しながら、随時発生する問題に対応し、課題やリスクを管理し続けて、計画通りのスケジュールで出すべき成果を出す。非常にタフな作業になるため、大企業では外部のコンサルティング会社をプロジェクト管理の要員として活用とすることが一般的です。日本の有名な大企業のほとんど(海外も同様ですが)は、コンサルティング会社の支援を受けてプロジェクトを進めていると言っても過言ではないほどです。
「時間を買う」という考え方があります。プロジェクトが円滑に進めば、プロジェクト完了までの期間を最小限に抑えることができるため、新しい事業の開始やコスト削減などの取り組みが早く成果を出すことになります。また、長引いてしまうよりも、結果的に要員の拘束期間や試作回数などが減るため、コストを抑えることにも繋がります。コンサルタントを活用する会社は、この「時間を買う」ことで利益を多くあげ、買った分を回収するということを実践しているのです。
当組合では、中小企業でもプロジェクト管理・推進にコンサルタントを活用することを推奨しています。大企業よりもさらに要員が限られているからこそ、社員は社員にしかできないことに注力し、特殊なスキルが必要となる不慣れな作業は外部の力を活用して、企業として目指す成果をより確度の高いものにする方が良いと考えるためです。当組合には、プロジェクト管理・推進のノウハウと経験が豊富なコンサルタントが所属しているため、貴社のプロジェクトを強力にご支援することが可能です。
基本的な進め方
まず、貴社の戦略を基に、プロジェクトの企画を行います。どのような目的で、どのような成果を目指し、誰に・何を・どのように提供するプロジェクトを行うのか、すべてが一連の流れとして繋がっていることを担保しながら定義します。次に、推進の体制スケジュール、要員、プロジェクトの管理方法、意思決定プロセスといった詳細な進め方を検討し、実行計画としてまとめます。この段階で、進捗や中間の成果をどのように測定するかまで決めておくことが重要です。
プロジェクト実行の段階では、進捗や課題、リスクを管理しながら、問題を随時潰しつつ、会議などで意思決定を行って進めていきます。進行中には何度かの区切り(マイルストーン)を設定し、中間評価を行います。完了後には、成果を取りまとめて最終的な結果を資料化し、別のプロジェクトに成果物を活用したり再現するための情報としたりできるようにします。
プロジェクト企画 | 目的の設定、必要成果の定義、プロジェクト内容の検討 |
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実行計画作成 | 体制・スケジュール・要員・意思決定プロセス・管理方法・評価測定方法の定義 |
プロジェクト実行 | 進捗・課題・リスクの管理、発生する問題への対応、会議の調整・開催支援、中間評価の測定、動機付け・助言・サポートなど |
成果の取りまとめ | 成果物の最終化・整理、振り返りの実施、成果の評価、今後の方針の定義 |
特定のフェーズのみ、あるいは途中からの支援も可能ですが、最初のプロジェクト企画からの活用を強く推奨します。(企画が甘いと、成果に繋がらないケースが多いため)
プロジェクト企画 | 20万円~(税別) |
実行計画作成 | 10万円~(税別) |
プロジェクト実行 | 5万円/回~(税別) |
成果の取りまとめ | 10万円~(税別) |
上記は基本パターンの場合の目安料金です。必要な作業やプロジェクトの規模によって変動しますので、まずはお問合せください。
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